本と映画と時々語学

書評、映画評、時々語学学習や時事ネタなど書き綴りたいと思います。

映画『プリティ・ウーマン』

痛快なシンデレラストーリーをご紹介します。 『マイ・フェア・レディ』を下敷きとしたロマンチック・コメディです。 あらすじ 2人の変化 元ネタへのオマージュ おわりに あらすじ ウォール街で働くエドワードは、巨額買収案件のため西海岸を訪れる。 退屈…

映画『ヒトラーの贋札』

ナチスが企んだある作戦を下敷きにした物語をご紹介します。 イギリス経済の混乱を狙ってポンド紙幣の贋作を製作した「ベルンハルト作戦」では、強制収容所内のユダヤ人が動員されていました。 本作は高い評価を受け、アカデミー賞外国語映画賞を受賞してい…

映画『恋する惑星』

映画史に残る香港映画をご紹介します。 香港ひいてはアジアを代表する映画人、ウォン・カーウェイ監督作品のレビューです。 オレンジさん(id:mata1)や、id:Reiko_NBさんが以前コメントで言及してくださった作品なので「よっしゃー」と思って記事にしたくな…

ドラマ『リベンジ』で学んだ英語表現

『デスパレートな妻たち』に引き続き、ドラマで学んだ英語表現をご紹介します。 kleinenina.hatenablog.com Drop the act. devastated We're done. Can't I just have a normal friend?

映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

フィッツジェラルドの短編を基にした映画をご紹介します。 大物主演2人の演技が心に残る作品です。 核心部分はネタバレせずにお送りします。 あらすじ 若返る人生でも変わらないこと 若返る人生の苦しさ 人生の素晴らしさとは おわりに あらすじ ハリケーン…

映画『マンデラの名もなき看守』

アパルトヘイト政策下の南アフリカ共和国で、実際にマンデラの看守を務めた人物が主人公の映画をご紹介します。 細部までは明かさないように気を付けつつ、大筋でネタバレします。 あらすじ マンデラ収監前の経緯 ジェームズの変化 グループ同士から人間同士…

スペイン語検定4級 2

前回に引き続き、スペイン語検定4級について書きます。 今回は試験対策と、試験当日について。 試験対策の概要 動詞の活用対策 文法の復習 語彙の増強 利用した書籍 文法の復習 語彙の増強と過去問演習 当日の様子 おわりに

スペイン語検定4級

このたび、スペイン語検定4級に合格しました! どなたかのお役に立てば&備忘として、学習歴や試験対策、当日の様子など、受検体験記を書いてみます。 スペイン語技能検定とは スペイン語技能検定とは、財団法人日本スペイン協会が主催している検定試験です…

映画『麗しのサブリナ』

午前10時の映画祭で観てきました。 オードリー・ヘプバーン作品鑑賞4作目(レビューは3本目)です。 割とネタバレしますが、ラストは明かしません。 あらすじ ビリー・ワイルダーによるコメディ 恋に落ちたふたり 全部まとめる終盤 若さ全開のオードリー…

映画『ビフォア・サンライズ』

夏休みの1日の恋を描いた映画のレビューです。 学生時代に海外旅行に行ったことがある人は、思わず見入ってしまう作品ではないでしょうか。 あらすじ 偶然の出会い 何気ない時間の共有 言葉で語り尽くす 美しいウィーンの街並み おわりに あらすじ ウィーン…

映画『ニキータ』

リュック・ベッソンの主要作品の1つ『ニキータ』をご紹介します。 本作が話題になったことから、ハリウッド版リメイクやドラマも製作されました。 あらすじ 薬物欲しさに仲間と薬局を襲撃したニキータは、警察官を殺した罪で終身刑を言い渡される。 しかし…

ヨーロッパの音楽 まとめ

これまで紹介してきたヨーロッパの音楽のまとめページです。 フランス語圏の音楽 Nolwenn Leroy Mylène Farmer Alizée Carla Bruni ドイツ語圏の音楽 Juli Luxuslärm Groove Coverage Glasperlenspiel Xavier Naidoo他 Christina Stürmer アイルランドの音楽…

オーストリアの音楽 Christina Stürmer 他

同じドイツ語圏でもドイツではなくオーストリアの音楽をご紹介します。 Christina Stürmer デビュー前は、小さな頃からビッグバンドでサックス奏者として演奏し、その後英語でのカバー曲を歌うコピーバンドにて活動していました。 2002年に、オーストリア国…

映画『リトル・ダンサー』

ダンスの楽しさを知った男の子が、夢を追うために奮闘する映画をご紹介します。 あらすじ 炭鉱の労働争議 家族の物語 斬新な演出 夢を追うことで学べるもの おわりに あらすじ サッチャー政権下のイギリス。 かつて炭鉱地域として栄えた北イングランドでは、…

小説『ゲルマニア』

第二次世界大戦下のベルリンを舞台とした推理小説のレビューです。 主人公は元刑事のユダヤ人で、謎の解明に加えて、彼が無事生き延びることができるか、というところも重要なストーリーラインになってきます。 あらすじ 1944年のベルリン。 ユダヤ人のオッ…

小説『マグマ』

才色兼備なヒロインが奮闘する経済小説をご紹介します。 あらすじ 地熱発電とは 3.11以前に書かれたと思えない分析眼 ヒロインのキャラクター おわりに あらすじ 外資系コンサルティングファームに勤務する野上妙子は、ある日出勤すると、自分以外のチームメ…

ドイツの音楽 Xavier Naidoo他

ドイツの音楽で、1人についてたくさんの曲を聴き込んでるわけじゃないけど単品でいいと思った曲をご紹介します。 Xavier Naidoo Rosenstolz Jennifer Rostock おわりに

映画『戦火の勇気』

湾岸戦争を背景にした映画のレビューです。 メグ・ライアンとデンゼル・ワシントンが主演を務めた作品をご紹介します。 戦場サスペンスという一面がありつつ、強いメッセージも持っている作品です。 原作小説の原書を読んだことがありますので、そちらにも簡…

ドイツの音楽 Glasperlenspiel

ドイツのエレクトロ・ポップバンド、Glasperlenspielをご紹介します。 バンド名は直訳すると「ガラス玉遊び」です。 ドイツの文豪ヘルマン・ヘッセの小説『ガラス玉演戯』から名づけられました。 Glasperlenspielのプロフィール 透明感のある編曲と歌声 おわ…

映画『日の名残り』

人生の回想を軸とした、カズオ・イシグロ原作の映画をご紹介します。 原作の小説も読了していますので、そちらも意識しながらレビューを書きました。 ネタバレでお送りしています。 あらすじ 仕事に人生を捧げた主人公 一人称の回想 回想に付随するテーマ お…

映画『モンスター』

実在した連続殺人犯であり、娼婦であった女性アイリーン・ウォーノスの半生を描いた映画です。 絵に描いたような美人のシャーリズ・セロンが大幅に体重を増やして殺人犯役に挑戦したことが大きな話題を呼びました。 彼女は本作でアカデミー主演女優賞を受賞…

ブログについて4

7月が終わりましたので、ブログについてまとめてみます。 7月の数字 7月のPVは、ひそかに目標としていた7500を超えることができました。 何度かはてなブックマークからの流入を獲得した記事があったようで、それらが貢献しての数字となりました。 …

映画『奇人たちの晩餐会』

フランス発のシュールなコメディ映画をご紹介します。 「パリジャンは嫌な奴」というステレオタイプを全力で体現したかのような人物が主人公です。 あらすじ パリの出版社社長ピエールは、友人数人と、奇人変人を見つけては晩餐会に招き、その変わり者ぶりを…

J-POPをスペイン語で聴く

スペイン語学習者じゃなくても思わず動画をいくつか再生してしまうエクアドル人Youtuber、The Covers Duoを発見しましたのでご紹介します。 選曲、翻訳、パフォーマンス、全方位でアピール力を持つ2人組です。 The Covers Duo概要 エクアドル人の2人組が、…

映画『硫黄島からの手紙』

久々に日本語の映画を観ましたのでご紹介します。 クリント・イーストウッド監督『硫黄島からの手紙』のレビューです。 渡辺謙、二宮和也、加瀬亮など、ほとんどが日本人キャストで、ほぼ全編日本語のハリウッド映画です。 あらすじ 硫黄島の戦いとは 玉砕作…

外国語の発音はネイティブみたいじゃなくてもいい

これまでに、リスニングやライティングは具体的な練習法の話を書けていたのですが、話す練習はこれと言ったツールがご紹介できないまま書いていました。 代わりに、何を考えながらスピーキングの練習をしていたかもう少し具体的に書いてみます。 発音に苦し…

映画『シェルブールの雨傘』

フランス映画屈指の名作であり、ミュージカル映画の古典とも言える『シェルブールの雨傘』のレビューです。 ストーリーが似てる『ラ・ラ・ランド』も悪くないけど私は断然こっちが好きです。 今回はあんまりネタバレしてません。 あらすじ 美しいミュージカ…

衣裳デザイン賞な映画5選

美しい衣装に目を奪われる映画をご紹介します。 自分の眼で見て確かめた作品のみ掲載するので数は少なめです。 ローマの休日 アマデウス ヴィクトリア女王 世紀の愛 グランド・ブダペスト・ホテル アンナ・カレーニナ おわりに

映画『ハクソー・リッジ』

珍しくリアルタイムで観た映画のレビューをば。 直前まで観に行こうか迷っていましたが、結論から言うと心から観て良かったと思いました。 あらすじ 汝、殺すなかれ 命をかけた戦いとは 仲間たちの変化 日本側の描写 おわりに あらすじ 良心的兵役拒否者のデ…

ドイツの音楽 Groove Coverage

ドイツ出身だけど英語で曲を発表し続けているユーロトランスバンド、Groove Coverageをご紹介します。 懐かしさを感じるアレンジもあれば、SFっぽい世界観も醸し出す時もあるアーティストです。 Groove Coverageのプロフィール カバー曲を名曲に おわりに

映画『エイミー』

初めてオーストラリアの映画をご紹介します。 小さな女の子が主人公の映画『エイミー』のレビューです。 「子どもを主人公にすれば素人は泣くと思ってるんだろう!?」と言った人をバッサバッサ倒してきたであろう本作は、お気に入りの作品の一つです。 「新…

ヒロインが活躍する映画10選

ヒロインが恋愛以外の領域でもかっこよく活躍する映画をまとめてみました。 恋愛で活躍するのはお約束のため、それ以外の活躍がみとめられた作品のみ計上しています。 実在の人物を描いた作品 『エリン・ブロコビッチ』 『ハンナ・アーレント』 『テルマ&ル…

映画『マイケル・コリンズ』

アイルランド独立戦争を巡る歴史映画をご紹介します。 イギリスの支配に抵抗し、アイルランド独立のため闘ったマイケル・コリンズの生涯を映画化した作品のレビューです。 リーアム・ニーソン、アラン・リックマン 、ジュリア・ロバーツなど、錚々たるキャス…

ドラマ『デスパレートな妻たち』で学んだ英語表現

過去にレビュー記事でドラマ『デスパレートな妻たち』のことを書きました。 作品の内容に絞った記事でしたが、今回はこのドラマで何度も出てきて覚えてしまった英語表現をご紹介します。 英語が堪能な方には今さらな表現ばかりだと思うのですが、英語圏で暮…

映画『サイダーハウス・ルール』2

映画『サイダーハウス・ルール』のレビューの続きです。 成長物語として ルールと信念 人間の浅ましさと温かさ 希望を感じさせるラスト おわりに

映画『サイダーハウス・ルール』

胸がいっぱいになる、若者の成長物語をご紹介します。 ある孤児の成長と半生を描いた映画『サイダーハウス・ルール』です。 同名の原作小説がありますが、未読のため映画に絞ってレビューを書きます。 タイトルの意味は、サイダー用のりんごの収穫小屋に掲げ…

映画『わたしを離さないで』

カズオ・イシグロ原作の小説を映像化した作品のレビューです。 原作にかなり忠実に映画化されています。 切ない映画を観て泣きたい時におすすめしたい作品です。 原作の小説もとても好きです。 あらすじ 不思議な子ども時代 寂寥感ある映像 人間であり人間で…

映画『きみに読む物語』

ニコラス・スパークス原作の映画『きみに読む物語』のレビューです。 観終わる前は、アメリカっぽい単純お涙頂戴映画なのではないか…と散々な偏見を抱いていたのですが、ところがどっこいラストでは涙してしまいました。 なるべく核心の描写を抑えつつ、いつ…

ドイツの音楽 Juli

ドイツのバンドJuliをご紹介します。 オルタナティブ・ポップを標榜する彼らの音楽は、少しエレクトリックで、テクノ大国ドイツの面影を感じさせます。 テクノそのものとは全然違うんですけどね。 その一方で、シンプルで美しいアコースティックな音楽も発表…

映画『ドラゴン・タトゥーの女』

前記事でご紹介した『ドラゴン・タトゥーの女』の映画化作品についてレビューします。 この『ミレニアム』シリーズは、ハリウッドで第1作『ドラゴン・タトゥーの女』が、 スウェーデンで三部作すべてのエピソードが映像化されています。 ネタバレを続けなが…

小説『ドラゴン・タトゥーの女』

北欧ミステリの金字塔『ドラゴン・タトゥーの女』のレビューです。 この小説はスティーグ・ラーソンによる『ミレニアム』シリーズの第1作です。 ダニエル・クレイグ主演でハリウッド映画にもなったため、第1作である本作が最も知名度が高いかと思います。 …

ドラマ『リベンジ』

米国ドラマのご紹介です。 タイトル通り、主人公の壮大な復讐劇をメインとしたストーリーです。 主演はカナダ出身の女優エミリー・ヴァンキャンプで、才色兼備で裕福な謎の美女として、数々の人物に復讐を仕掛ける女性を演じます。 壮大にネタバレしつつお送…

観るのが早すぎた映画

映画が好きになったのは10代前半の頃で、それ以来背伸びしながらいろんな作品を観ました。 大抵の映画は、若造が見てもそれなりに凄さが伝わる内容でしたが、一部「???」という状態で終わってしまった映画がありました。 きわめて個人的なリストですが、…

ドイツの音楽 Luxuslärm

ドイツ語学習者として、ドイツ語学習のために音楽を聴き始めたのは既に8年ほど前です。 今では学習のために聴くというより、すっかり生活の一部になりました。 そんなドイツの音楽の中でもお気に入りのバンド・Luxuslärmをご紹介します。 一番最初に知った…

小説『斜陽』

文豪・太宰治の代表作『斜陽』をご紹介します。 10代の時に青空文庫で読んだ際は何の感慨もなかったのですが、アラサーになって読み返したところその筆力にひきました。 滅びの美学という言葉がぴったりです。 あらすじ 日本版『桜の園』 浮世の殿上人 伊豆…

映画『ガタカ』2

映画『ガタカ』のレビューの続きです。 深いテーマがある映画はついついレビューも長くなってしまいます。 閉ざされた可能性の悲劇 開かれた可能性の悲劇 可能性は未知だからこそ生きる希望がある おわりに

映画『ガタカ』

SF映画の傑作、ガタカをご紹介します。 人間のDNAを操作できる近未来を舞台とした作品です。 レビューを書くのが難しそうで先延ばしにしてきましたが、このたび鋭意トライすることに決めました。 ラストまでネタバレします。 あらすじ 別人を生きる孤独 可能…

映画『道』2

前回の記事の続きです。 イタリア映画『道』のレビューです。 ザンパノの後悔 神の愛は信じぬ者にも及ぶ おわりに ザンパノの後悔 ジェルソミーナは既に死んでおり、彼がしてやれることは何もありません。 彼女が慕っていた綱渡り芸人は彼自身が殺してしまい…

映画『道』

ものすごく久しぶりにイタリア映画のレビューです。 愛って何なんだ!と考えたい方にご紹介したい映画です。 イタリア映画屈指の名作であり、アカデミー賞最初の外国語映画賞を受賞した作品でもあります。 製作は1954年で、全編モノクロフィルムです。 惜し…

ブログについて3

こないだ「ブログについて2」を書いたばかりですが、新たな運営報告記事をば。 読者登録数100人達成 6月のPV3700を達成 100記事を達成 今後の目標 おわりに