本と映画と時々語学

書評、映画評、時々語学学習や時事ネタなど書き綴りたいと思います。

ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』3

前回は各キャラクターについての想いを語りましたが、今回は心に残った名言について語っていきたいと思います。 小説でも映像作品でも、ファンタジーは大きなテーマや抽象的な命題を語るのにとても適していると実感する名言たちです。 権謀術数に関する名言 …

ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』2

ついに完結してしまったシリーズを先日観終えたのでご紹介します。 終わってしまったショックというか、最終回を観た後はGoTロスで暫く悲嘆に暮れておりました。。。 ファンの思い入れがあまりに強すぎて、撮り直しを乞う署名運動が展開されたり、スターバッ…

映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』

不思議な展開で先の読めない邦画をご紹介します。 最後までネタバレしますのでご容赦ください。 あらすじ 七海という女性 不思議な仕事と真白 真白の母と安室 人とつながること おわりに あらすじ 派遣で教師の仕事をしていた皆川七海は、学校での仕事に身が…

映画『天気の子』

遅くなりましたがせっかく観たのでレビュー書いてみます。 『君の名は。』とは一概に比較できない作品で、賛否も分かれているようですが、そのへんも詳しく触れたいと思います。 最後までネタバレしますのでご承知おきください。 あらすじ 伊豆諸島に住む高…

映画『スウィングガールズ』

邦画を代表する青春コメディをご紹介します。 よく、同じ矢口監督の『ウォーターボーイズ』と対で紹介されていますが、まさに邦画青春コメディ分野の双璧と言っていい面白さでした。 あらすじ 東北地方の田舎の山河高校に通う友子は、夏休み中の補習授業に辟…

ミュージカル『レ・ミゼラブル』

先日、ロンドンでレミゼを観る機会がありましたので行ってまいりました。 ハリウッド映画版(ヒュー・ジャックマン主演)や、フランスTV映画版、原作小説を4/5読破した状態で観劇しました。 当日感想をメモした文章が、後から読み返しても興奮と躍動感に溢れ…

映画『万引き家族』4

ついに最後の人物、祥太のことを書く記事がやって参りました。 めちゃくちゃ長くなりました。。。 これまでの記事はこちらです。 映画『万引き家族』 - 本と映画と時々語学 映画『万引き家族』2 - 本と映画と時々語学 映画『万引き家族』3 - 本と映画と時…

映画『万引き家族』3

思いが有り余る『万引き家族』のレビュー3記事目です。 これまでの記事はこちら。 映画『万引き家族』 - 本と映画と時々語学 映画『万引き家族』2 - 本と映画と時々語学 本記事では亜紀について書きます。 亜紀と祥太について書くつもりが、亜紀ソロで一記…

映画『万引き家族』2

前記事に引き続き、主人公家族の一人一人について書いていきます。 前記事はこちらです。 映画『万引き家族』 - 本と映画と時々語学 信代 信代は元夫のDVから救ってくれた治と内縁関係で、母親からの愛情を受けられなかった子ども時代を生き直すかのように、…

映画『万引き家族』

どうしても書きたかったので書いてみました。 自然な演出は、他の是枝監督作品と同様に健在です。 『誰も知らない』より身近なテーマを扱ったストーリーでしたので、より多くの人の感情や思考を揺さぶったり考えさせる作品だったと思います。 有機的ながら、…

レビュー執筆時に参照するもの

レビューを書く時に、自分の記憶だけを頼りに書く時もあります。 しかし、念のため登場人物の名前を確認したり、脚本や監督にまつわるエピソードを調べるため、あるいは自分以外の人がどう感じたか知りたいために、何かしら参照することも多いです。 そうし…

映画『リメンバー・ミー』

メキシコに実在する祭日「死者の日(los muertos)」をテーマにしたアニメ映画です。 家族向け・子ども向けの映画ではありますが、観た大人が次々に勧めるのを見てトライしたところ、号泣しました。。。 途中までネタバレします。 あらすじ 死者の日とは 死…

映画『この素晴らしき世界』

第二次世界大戦下のチェコの片田舎を描いたヒューマンドラマをご紹介します。 ナチス占領下の小さな村で生活する人々の姿を通じて、人間同士を分断することの愚かさを伝えてくれます。 ネタバレです。 あらすじ ナチスドイツに占領されたチェコの、片田舎の…

映画『勝手にふるえてろ』

邦画屈指の鬱屈ラブコメをご紹介します。 ヒロインの松岡茉優ちゃんが好きということもあり、最初から最後まで楽しかったです。 妄想好き陰キャには間違いなく共感の嵐になります。 あらすじ 今まで誰とも付き合ったことのないOLのヨシカには、中学生の時か…

映画『ボヘミアン・ラプソディ』

初日に行った方たちが絶賛していたので、観に行ってみました。 映画館で観て大正解だったと思ったのでネタバレにてご紹介します。 あらすじ クイーンとボヘミアン・ラプソディ 成功と孤独 バンドメンバーの再現度 おわりに あらすじ 70年代のロンドンで、ペ…

映画『ペーパー・ムーン』

不朽の名作ロードムービーをご紹介します。 静かで淡々としているように見えて、でも2人を見守りたくなる不思議な映画です。 1973年のアカデミー賞で、本作のテイタム・オニールが史上最年少の9歳で助演女優賞を受賞しています。 あらすじ 1935年、大恐慌期…

諸々の映画つぶやき

ブログをお休みしている間、Twitterで映画情報を集めたり、大喜利に参加したり、映画に対する想いを雑多に呟いたりしておりました。 一部のツイートはいつか記事に仕上げたいので、備忘も兼ねてまとめます。 マイナーな国の巨匠映画監督三銃士テオ・アンゲロ…

映画『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』

時間をどう過ごして行くかについて考えたくなる、ヒューマンドラマ兼ラブコメディをネタバレしつつご紹介します。 Twitterで沢山の10代・20代の映画ファンから好きな作品として支持されていたので、気になって観てみました。 あらすじ イギリスはコーンウォ…

映画『君の名前で僕を呼んで』

Twitter界隈で今年話題になっていた本作を観てみました。ネタバレします。 あらすじ 初恋の儚さ 映像と音楽の美しさ 辛くても美しい 同性愛に普遍性を描く おわりに あらすじ 学者の父と博識な母を持つエリオは、自身も読書や作曲に親しむ知的で穏やかな少年…

映画『タイピスト!』

お洒落で可愛いフレンチラブコメディをご紹介します。 テンポが良く、観ているだけで楽しい美しい映像についつい引き込まれてしまいました。 ネタバレします。 あらすじ ローズとタイピング 優しい鬼コーチ ルイ 勝つことと幸せ おわりに あらすじ 1950年代…

映画『そして父になる』

今年のカンヌ映画祭でパルムドールを受賞した是枝監督が、前回カンヌで賞をとった作品です。 ネタバレです。 あらすじ 何不自由なく暮らし、一人息子・慶多の教育に力を入れる野々宮家と、 裕福でも教育熱心でもないが愛情を持って琉晴をはじめとする子ども…

映画『きみがぼくを見つけた日』

タイムトラベラーの男性と、彼を愛する妻の切ない映画のレビューです。美しい映像と涙なしには語れないストーリーに号泣しました。。。 ネタバレします。 あらすじ タイムトラベルと2人 タイムトラベルが意味するもの 限られた時間の中で おわりに あらすじ…

ブログについて7

最近めっきり更新頻度が落ちてしまいました。 公私共にバタついておりまして、スター返しもおぼつかない状況です。 そんな中でも見てくださっている皆様、本当にありがとうございます。 もうリミッターが外れて映画レビュー専業ブログになっております。 本…

映画『(500)日のサマー』

最後まで見入ってしまう、お洒落でほろ苦い恋愛映画をご紹介します。 サブカル界隈に絶大な人気を誇る理由が観てみてよくわかりました。ネタバレです。 あらすじ サマーという女性 運命と偶然 お洒落で軽快な映像作品 おわりに あらすじ ロサンゼルスでグリ…

映画『マグノリアの花たち』

年齢も家族構成も異なる女性たちの友情を描いた作品のレビューです。 タフな人生を生き抜くために、女性たちが互いを激励しあいながら進んでいきます。 ネタバレします。 あらすじ 物語の背景 シェルビーの人生 シェルビーとマリンを取り巻く人々 おわりに …

映画『ひまわり』

今年強化すると宣言したイタリア映画、ようやく2本目。 添い遂げることを誓い合った夫婦が、戦争によって引き裂かれる悲劇を描く名作です。 ネタバレします。 あらすじ 率直でまっすぐな愛 終戦後も続く悲劇 戦争と人間 おわりに あらすじ 第二次世界大戦下…

映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』

親友の男性の結婚式を目前に、彼を振り向かせようと奮闘するヒロインの映画のネタバレレビューです。 コメディとしてもドラマとしても珠玉の名作です。 先日引退報道があったキャメロン・ディアスの若く初々しい姿も印象的。 あらすじ アラサーあるある 若さ…

映画『デンジャラス・ビューティー』

破天荒な女性エージェントが活躍するコメディをご紹介します。 報われず悪態をつきながらも毎日奮闘している社会人に観てほしい。 あらすじ キレキレのコメディ 見たことのない世界 新しい気付き おわりに あらすじ FBIの女性エージェント、グレイシー・ハー…

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』

イタリア映画不朽の名作その2をご紹介します。 結構ネタバレします。 観たことがなくても名前は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。 あらすじ 愛する人のためのユーモア グイドの嘘とは 悲しみに明るさで立ち向かう おわりに あらすじ 1939年、…

映画『ホテル・ルワンダ』

大量虐殺が行われる中、一民間人として1200人以上の命を救ったホテルマンの物語です。 実在のルワンダ人ポール・ルセサバギナの体験を下敷きとしています。 解説多めです。 あらすじ ルワンダ虐殺とは 大切な人を守る 世界の無関心 無力な国連軍 おわりに あ…