本と映画と時々語学

書評、映画評など書き綴りたいと思います。

北欧

映画『リリーのすべて』

世界で初めて性別適合手術を受けた、デンマークの人物を主人公とした映画のレビューです。 男性の身体に生まれ、女性の心を持った画家が、妻とともに本当の自分を模索していくストーリーです。 思いっきりネタバレします。 あらすじ 実在の人物リリー・エル…

映画『リンドグレーン』

北欧を代表する児童文学作家、アストリッド・リンドグレーンの若き日を綴った映画のご紹介です。 原題は原語(スウェーデン語)で"Unga Astrid"、英語で言うと”Young Astrid”(若き日のアストリッド)だそうです。 基本的には彼女の本を読んだ人を対象にした…

小説『ドラゴン・タトゥーの女』

北欧ミステリの金字塔『ドラゴン・タトゥーの女』のレビューです。 この小説はスティーグ・ラーソンによる『ミレニアム』シリーズの第1作です。 ダニエル・クレイグ主演でハリウッド映画にもなったため、第1作である本作が最も知名度が高いかと思います。 …

映画『かもめ食堂』

非日常の世界に行きたくなる邦画、『かもめ食堂』をご紹介します。 派手なところはないけれど、ゆるりと別世界を垣間見られる感じが伝わるレビューを書きたい。 あらすじ 異郷での交流 ヘルシンキの街並み 個性的な3人 おわりに あらすじ フィンランドの首…