本と映画と時々語学

書評、映画評など書き綴りたいと思います。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

レビュー執筆時に参照するもの

レビューを書く時に、自分の記憶だけを頼りに書く時もあります。 しかし、念のため登場人物の名前を確認したり、脚本や監督にまつわるエピソードを調べるため、あるいは自分以外の人がどう感じたか知りたいために、何かしら参照することも多いです。 そうし…

映画『リメンバー・ミー』

メキシコに実在する祭日「死者の日(los muertos)」をテーマにしたアニメ映画です。 家族向け・子ども向けの映画ではありますが、観た大人が次々に勧めるのを見てトライしたところ、号泣しました。。。 途中までネタバレします。 あらすじ 死者の日とは 死…

映画『この素晴らしき世界』

第二次世界大戦下のチェコの片田舎を描いたヒューマンドラマをご紹介します。 ナチス占領下の小さな村で生活する人々の姿を通じて、人間同士を分断することの愚かさを伝えてくれます。 ネタバレです。 あらすじ ナチスドイツに占領されたチェコの、片田舎の…

映画『勝手にふるえてろ』

邦画屈指の鬱屈ラブコメをご紹介します。 ヒロインの松岡茉優ちゃんが好きということもあり、最初から最後まで楽しかったです。 妄想好き陰キャには間違いなく共感の嵐になります。 あらすじ 今まで誰とも付き合ったことのないOLのヨシカには、中学生の時か…

映画『ボヘミアン・ラプソディ』

初日に行った方たちが絶賛していたので、観に行ってみました。 映画館で観て大正解だったと思ったのでネタバレにてご紹介します。 あらすじ クイーンとボヘミアン・ラプソディ 成功と孤独 バンドメンバーの再現度 おわりに あらすじ 70年代のロンドンで、ペ…

映画『ペーパー・ムーン』

不朽の名作ロードムービーをご紹介します。 静かで淡々としているように見えて、でも2人を見守りたくなる不思議な映画です。 1973年のアカデミー賞で、本作のテイタム・オニールが史上最年少の9歳で助演女優賞を受賞しています。 あらすじ 1935年、大恐慌期…

諸々の映画つぶやき

ブログをお休みしている間、Twitterで映画情報を集めたり、大喜利に参加したり、映画に対する想いを雑多に呟いたりしておりました。 一部のツイートはいつか記事に仕上げたいので、備忘も兼ねてまとめます。 マイナーな国の巨匠映画監督三銃士テオ・アンゲロ…

映画『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』

時間をどう過ごして行くかについて考えたくなる、ヒューマンドラマ兼ラブコメディをネタバレしつつご紹介します。 Twitterで沢山の10代・20代の映画ファンから好きな作品として支持されていたので、気になって観てみました。 あらすじ イギリスはコーンウォ…

映画『君の名前で僕を呼んで』

Twitter界隈で今年話題になっていた本作を観てみました。ネタバレします。 あらすじ 初恋の儚さ 映像と音楽の美しさ 辛くても美しい 同性愛に普遍性を描く おわりに あらすじ 学者の父と博識な母を持つエリオは、自身も読書や作曲に親しむ知的で穏やかな少年…