映画『ハクソー・リッジ』
珍しくリアルタイムで観た映画のレビューをば。
直前まで観に行こうか迷っていましたが、結論から言うと心から観て良かったと思いました。
- あらすじ
- 汝、殺すなかれ
- 命をかけた戦いとは
- 仲間たちの変化
- 日本側の描写
- おわりに
あらすじ
良心的兵役拒否者のデズモンド・ドスは、兄を始めとした町の若者が次々に志願するのを見て、自身も入隊を志願。
陸軍に入るものの、宗教的信条ゆえに武器に触れることを一切拒否した。
第一次世界大戦を戦った父のとりなしで不名誉除隊は避けられたものの、全く武器を持たずに激戦地・沖縄へ赴任することになる。
配属された場所は、急峻な崖地からハクソー(弓鋸)・リッジ(崖)と呼ばれる地。
次々と命が消えていく有り様に圧倒されつつも、彼は衛生兵として命をかけて人を救う。
実在の人物デズモンド・ドスや、その周囲の人々が登場するストーリー。
続きを読む映画『エイミー』
初めてオーストラリアの映画をご紹介します。
小さな女の子が主人公の映画『エイミー』のレビューです。
「子どもを主人公にすれば素人は泣くと思ってるんだろう!?」と言った人をバッサバッサ倒してきたであろう本作は、お気に入りの作品の一つです。
「新しいスタート」の項目から核心ネタバレになりますので、観ていない方はご注意を。
- あらすじ
- もがく母子の姿
- 家族をもう一度つなぐもの
- 新しいスタート
- 人間の再生
- おわりに
あらすじ
エイミーの父で人気ロックスターのウィル・エンカーは、ステージ上の事故で感電死していた。
父親の死を目撃して以来、エイミーは何も聞こえず、何も話せなくなってしまう。
エイミーが学校に行っていないことを追求する福祉局から逃れ、都会に引っ越したエイミーと母タニア。
新しい家の近所は一癖ある人だらけだったが、売れないミュージシャン、ロバートの弾き語りになぜかエイミーは反応を示し、話せなくても歌うことはできるとわかる。
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ヒロインが活躍する映画10選
ヒロインが恋愛以外の領域でもかっこよく活躍する映画をまとめてみました。
恋愛で活躍するのはお約束のため、それ以外の活躍がみとめられた作品のみ計上しています。
- 実在の人物を描いた作品
- 『エリン・ブロコビッチ』
- 『ハンナ・アーレント』
- 『テルマ&ルイーズ』
- 恋も仕事も
- 『ブリジット・ジョーンズの日記』
- 『メラニーは行く!』
- 『キューティ・ブロンド』
- 孤高のヒロイン
- 『シャーロット・グレイ』
- 『ブラックブック』
- 『ドラゴン・タトゥーの女』
- おわりに
- 『風と共に去りぬ』
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映画『マイケル・コリンズ』
アイルランド独立戦争を巡る歴史映画をご紹介します。
イギリスの支配に抵抗し、アイルランド独立のため闘ったマイケル・コリンズの生涯を映画化した作品のレビューです。
リーアム・ニーソン、アラン・リックマン 、ジュリア・ロバーツなど、錚々たるキャストで映像化されました。
事前知識なしで観た場合は疑問が残る部分もあると思うので、レビューするとともに、歴史的背景を補う解説ができればと思います。
あらすじ
1916年のダブリン。
イギリス軍との市街戦になったイースター蜂起で、マイケル・コリンズの独立活動家としての名が知られることになる。
蜂起は失敗するものの、刑期を終えて出所したコリンズは、ゲリラ戦に類稀な才能を発揮し、イギリス軍を手こずらせる。
ゲリラ戦の快進撃により形勢はIRA(アイルランド共和軍、イギリス軍への抵抗組織)に有利となる。
しかし、休戦後のイギリス政府はアイルランド全体の独立を認めず、北アイルランドをイギリス連邦に残留させようとしていた。
続きを読むドラマ『デスパレートな妻たち』で学んだ英語表現
過去にレビュー記事でドラマ『デスパレートな妻たち』のことを書きました。
作品の内容に絞った記事でしたが、今回はこのドラマで何度も出てきて覚えてしまった英語表現をご紹介します。
英語が堪能な方には今さらな表現ばかりだと思うのですが、英語圏で暮らしたことがない私にとっては「へえー」と思うことが多かったのでまとめてみました。
- have an affair=不倫する
- see someone=誰かと付き合う
- We need to talk.=「話し合いましょう」
- It's a deal.=「交渉成立」
- find oneself project=やることを見つける
- おわりに
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