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本と映画と時々語学

書評、映画評、時々語学学習や時事ネタなど書き綴りたいと思います。

映画『ブリジット・ジョーンズの日記』

アラサー勢も夢中になれるラブコメディをご紹介します。

コメディ要素が強く、少女漫画におけるギャグ漫画を見ているような気分になります。笑

ネタバレを盛大にかましながらレビューを書きます。

 

 

あらすじ

ロンドンの出版社で働くブリジット・ジョーンズは32歳の独身女性。

思うように痩せず、彼氏のできない日々を過ごしている。

クリスマスに帰省した際に幼馴染で現在は弁護士のマークに再会するものの、全くときめく展開にはならなかった。

そんな中、上司のダニエルと良い雰囲気になりデートを重ねるも、彼の浮気が発覚する。

そしてマークとの関係は、仕事上の巡り合わせも手伝って変わり始めようとしていた。

 

恋愛ギャグ漫画

少女漫画のようなキュンキュン要素はきちんと詰め込みつつも、ギャグ展開の鋭さは少年ジャンプをも上回るのではないかと推察されます。

どちらも王道的な要素が多いのである意味安心して観ていられます。

もしかしたらここでこういう展開になるのかな、と思いながら観ていると予想どおりのことをフルスロットルでやってくれる感じです。

それでいてブリジット頑張れ!幸せになれ!と応援したくなります。

ブリジットはお酒もタバコも大好き、料理の腕は壊滅的、仕事はそこそこ、家族との仲はまあまあ良好、恋愛はアレだけど友達と騒ぐのは大好きという、人間味の塊のような女性です。

冒頭から"All by myself"の「私はひとりぼっち」という歌詞に合わせ、自分の部屋でひとりパワフルなエアドラムを演じ、アラサー勢の共感を集めまくります。

アラサー社会人になると、仕事以外の人間関係を新しく作ることも、これまでの友達と沢山会うことも難しいなあと実感しますしね。

加えて「あー私は一体何をしてるんだ」と落ち込みたくなるような事態(しかも地味にダメージ大きい)に、ブリジットが次々直面するので、たまにハラハラしつつ引き込まれてしまいます。

 

明るいブリジットと温かい友人

ブリジットは基本的に前向きで、来るべき明るい未来に向かって全力投球します。

落ち込むことがあってしっちゃかめっちゃかになってもどうにか前へ進みます。

辛い時にもはしゃぎたい時にも友達が駆けつけてくれるところが、愛すべきキャラクターとして象徴的な部分。

一緒に恋話を楽しみつつ、恋の応援もしてくれる人情に厚い友人ばかりなのが素敵です。

ちなみに、イギリス人であるブリジット役を演じたのはアメリカ人のレニー・ゼルウィガーですが、本作で完璧なイギリス英語を披露しています。

同じくイギリス人の役を演じた『ミス・ポター』でもイギリス英語スキルが活かされていました。

 

変態上司と弁護士マーク

 ヒュー・グラント演じるダニエルは出版社の変態上司です。

ただの変態上司ではなく、顔面偏差値が高く、外面のいい変態上司ですので、ブリジットが良い雰囲気に乗ってしまうことも全く不自然のない相手でした。

対する幼馴染の弁護士マークは、根は実直だけど寡黙で、ともすると無愛想に見えます。

第一印象では損をしがちなタイプなので、最初は全く恋の予感がないながらも、後々彼の誠実さに気づき距離を縮めることになります。

仕事でナイスアシストをしてもらえたり、壊滅的な料理を完璧にフォローしてくれたり、夢のような人格者です。

最終的にブリジットを巡ってダニエルと殴り合いの乱闘騒ぎに発展するところは、少女漫画のみならず少年漫画的要素も詰まった恋愛映画史に残る名シーンであること間違いなし。

主演のレニー・ゼルウィガーもさることながら、ダニエル役のヒュー・グラントと、マーク役のコリン・ファースも大変なハマり役です。

2人ともイギリスを代表する映画俳優であるというところも凄いですね…。

 

おわりに

踏んだり蹴ったりな毎日を体験しつつも、奮闘しながら幸せを掴もうとするブリジットの姿は共感と爆笑を禁じ得ません。

スマートで見目麗しく、あとは少し運がないだけ、というヒロインはこの映画に登場しません。

いるのはただ、人間味に溢れたブリジットだけです。笑

観終わった後にはスカッとして明日も頑張ろうという気持ちになれます。

笑って元気になりたい時におすすめの映画です。

 

kleinenina.hatenablog.com

  

 

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