ドイツ出身だけど英語で曲を発表し続けているユーロトランスバンド、Groove Coverageをご紹介します。
懐かしさを感じるアレンジもあれば、SFっぽい世界観も醸し出す時もあるアーティストです。
Groove Coverageのプロフィール
Groove Coverageの最初のヒット曲は、マイク・オールドフィールドの『Moonlight Shadow』のカバー曲です。
ブダペストで撮影された都会的なMVと、いかにもユーロミュージックなアレンジが印象的です。
2002年のドイツのヒットチャートで最高3位を記録しました。
最初のヒットであるこの曲に続き、2003年終盤に発表した、アリス・クーパーの『Poison』のカバーで国際的にも認知されるようになります。
時代を感じるアレンジではありますが、アリス・クーパーのオリジナル曲と全く違った音楽を再構成していること、やっぱりかっこいいところがとても良いです。
欧米らしい日中ちゃんぽんの奇怪な東洋観が表現されているところも、一つの見どころだったりします。笑
カバー曲を名曲に
2000年代後半以降も活動を続けており、その中でもこちら↓の曲は主要ナンバーの一つです。
アメリカのバンド、Bad Religionの『21st Digital Boy』のカバー曲です。
前項で紹介した2曲と同様、オリジナルと全く違った雰囲気を持つ作品となっています。
こちらは歌のタイトルや歌詞にもアレンジを加えているとのことです。
2010年代に入ってからの主要曲としては『Angeline』があります。
こちらはカバー元についての情報が特にないので、彼らのオリジナル曲かと思われます。
もし違ってたらすみません。
おわりに
Moonlight Shadowの色々なカバー曲を聴いている時にYouTubeで彼らの曲を見つけました。
以前ご紹介したNolwenn Leroyもそうなので、著名曲のカバーを聴き比べると言うのは新しいお気に入りアーティストを見つけるためには効果の高い手段かもしれません。
英語の歌を発表し続けているバンドなので、「ドイツの音楽」と言い切れない面もあります。
しかしヨーロッパでは非英語圏でも英語で歌っているアーティストがまあまあいますし、語弊でもないと思いドイツのアーティストに分類しております。
これからもヨーロッパのアーティストを色々ご紹介できればと思います。
短いですが、今日は此処まで。