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本と映画と時々語学

書評、映画評、時々語学学習や時事ネタなど書き綴りたいと思います。

映画『婚前特急』

ドラマ『東京タラレバ娘』の主演を務めた吉高由里子がヒロインの映画。

トーリーが緻密でなくてもいい、たくさん笑える恋愛映画が観たい、という方にお勧めです。

 

 

あらすじ

限られた時間を有効に使って人生を楽しむため、5人の彼氏と付き合っている主人公チエ。

ある日、親友の結婚に触発されて5人を査定し、自分も結婚できる「本当の相手」を見つけようとする。

しかし、一人に決めねばならないとなると各彼氏の足りないところばかりが気になってしまう。

ヒロインの我が儘ぶり奮闘ぶりが楽しいラブコメディ。

 

ゆるりと観るコメディ

面白いコメディですが緻密さはないです。笑

ゆえに、伏線や緻密さは期待せず、ゆるりと観るのが良いと思います。

「あれって一体なんの意味があった?」と思うネタがちょこちょこあるので。

そんな中でも、彼氏の査定というメインストリームはきちんとオチまで描かれているので心配ありません。

純粋な年下大学生、お金持ちの既婚男性、趣味に生きるやんちゃな社会人、バツイチで包容力のある年上男性、同世代で気楽な男性、とバリエーションあるチエの彼氏選択を観察するのもいいでしょう。

気が向いた時に、その時の気分に合う誰かと会っていたからこそ楽しかったチエですが、誰かを生涯のパートナーにしようと考え始めると、途端に迷い始めます。

それぞれに足りないところがあるだけではなく、真っ先に切り捨てようとした相手からは「俺たち付き合ってないじゃん」とまで言われる有り様。

彼女の彼氏査定の行く末は意外な結末だったので、「へえー」と思いつつ眺めていました。

 

チエ役 吉高由里子

ヒロインのチエは、5人の彼氏それぞれと恋愛を楽しむ、高飛車な女性です。

5股の理由も理由なので、これだけ書くととんでもなく嫌な奴です。

でも、彼女が演じているとコミカルだし、妙にしっくりきます。

奔放な我が儘ぶりを観ていて笑ってしまうし、自分の欲しいものって何なんだろう、ともがいている様子が可愛く見えてきました。

横道世之介』のお嬢様役もそうだったし、『東京タラレバ娘』もそう思ったのですが、この方はコメディエンヌ適性が高いですね。

ちょっと悲惨な目にあっても「うっ痛々しくて観てられない」という気分にならず、

わーわー騒いでいても「うっさいなー静かにしなよ!」という気持ちにならず。

 

名脇役も揃っている

そして、彼女に負けないコメディ適性を発揮していたのが、5人の彼氏の中で「一緒にいて楽」しかメリットのない田無タクミ役の浜野謙太さん。

全然知らない人だったので、先入見なくまっさらな状態で演技を観られました。

この人しかいないって思えるくらいハマっていました。

適当でガサツで見ててイラッとしますが、あまりにあっけらかんとしていて笑わされてしまいます。笑

 

チエの親友役を演じるのは杏です。

彼女の結婚によりチエは「私も!」と触発されて結婚に向け動き出します。

杏夫婦を見たチエが「いいね。2人見てると、本当の相手って感じがする」と言う場面がとても好きです。

夫婦で話している様子がとても温かくて落ち着いていて、恋が愛に変わった2人、という雰囲気が漂う場面でした。

恋人として会えない時間にやきもきしたり、連絡が取れなくて不安になるような段階を乗り越えた感じが滲み出ています。

お互いに大人で、認め合ってる感じがしました。

 

おわりに

 

肩に力を入れず、彼氏査定の行方をゆるりと楽しんでほしい映画です。

ドタバタラブコメのお勧め作品リストに入れたいと思います。

吉高由里子さんは、コメディエンヌぶりも光っていましたが、きれいめファッションと美脚ぶりも注目に値します。

これからも彼女の素敵なコメディが観てみたいです。

 

 

  

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