本と映画と時々語学

書評、映画評など書き綴りたいと思います。

映画を観る理由

映画を観るのは好きなのですが、何でそんなに観るのかと言われると色々理由があります。

いくつか整理してみました。

 

 

トーリーを楽しみたい

大抵はまずこの欲求があって映画を観ます。

本を読むときも大体同じです。

アクションやミステリ、恋愛ものやサスペンスの場合は特にこの理由で手に取ることが多いです。

 

笑いたいor泣きたい

気分を切り替えたいときに映画を観ることがあります。

コメディで笑って明るい気持ちになりたい、

爽快な映画を観て前向きな気持ちになりたい、

感動する作品を観て癒やされたい、

思い切り泣いて悲しい気持ちを発散したい、

などなど。

レビューやあるすじを頼りに最新の注意を払って最適な映画を選びます。

 

ある社会について知りたい

外国語を習い始めたばかりの頃に、その言語を母語としている社会や文化を知りたいと思って映画を観ることがあります。

とりあえずその国で作られた有名作品を手に取ることが多いです。

スペイン映画と言ったらアルモドバル監督かな、

ドイツ映画と言ったらまずは『グッバイ、レーニン!』かな、

と言った具合です。

その土地の生活や習慣や考え方について、きっと少なからぬ情報が詰まっているだろうということで。

映画の中で登場人物たちが怒ったり笑ったりするポイントを観ていれば、その土地の精神文化を垣間見られるとも思います。

ただ、ハリウッド映画以外は相当コアな作品か、ものすごい大作、めちゃくちゃ流行ったものしか輸入されてきません。

なので、その土地のことを知りたくて観始めても、必ずしもその映画がその文化を代表しているとは限りませんね。

 

ある出来事について知りたい

 関心を持った歴史上の出来事について、それを題材にした映画を観て勉強することがあります。

これまで主に紛争や内戦などについて映画で情報収集してきました。

 

ホロコースト

  シンドラーのリスト

  ブラックブック

  ヒトラーの贋札

  サラの鍵

  顔のないヒトラーたち

スペイン内戦:

  パンズ・ラビリンス

ユーゴスラヴィア紛争:

  パーフェクト・サークル

  ビフォア・ザ・レイン

  ウェルカム・トゥ・サラエボ

  ブコバルに手紙は届かない

  ノー・マンズ・ランド

 

映画は事実そのものではないので、観たそのままを事実としてカウントするわけではありません。

ただ、事実ベースの調べ物と並行して情報収集するには有効かと思います。

 特に戦争や内戦といった事象についてはなるべく映画を観るようにしています。

遠い国のニュースや、教科書に載っている出来事としてでなく、その場所にいたのは自分と同じ人間であると実感することが、考えるためのスタート地点になるからです。

 

ざっとまとめてみました。

過去の名作は沢山あるし、毎年世界の色々な地域から傑作が生み出されていますので、映画好きは一生観る作品に困ることはないはずです。

また映画について思っていることを記事にしたいと思います。

 

 

世界シネマ大事典

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